変性意識 変性意識状態(精神的に無防備な状態) 2012年12月01日 洗脳は変性意識にされると、つけ込まれやすい。ありがちなのが20代で地方議員になる→地方議員は何にもやってないと思ってる→ そしたら意外とやっていることを知る→目からウロコ(軽い変性意識)→ 先輩の地方議員に色々と教えられる→そ、そういうことだったのかーっ!と思い込む→ →気づいたら初期の動機は消え去り、単なる守旧派に……。「地方議員」という部分は色んなものに言い換えられる。 「公務員になったら意外と良かった」「社会人になったら意外と良かった」 「ヤクザと話しみたら意外といい人だった」とか、いろいろある。前提イメージが揺さぶられるとき…目からウロコ(軽い変性意識)になったときが、危険なのである。 posts/4065336629370 (via tsundere)(出典: otsune (hsmtから)) PR
二重洗脳 変性意識状態(精神的に無防備な状態) 2012年12月01日 二重洗脳とは一言で言うと、「報酬とそれを失う恐怖による洗脳」です。それらを強める要因は色々あるのですが、一つの大きな理由として 「短期のプラス効果が長期ではマイナスである事を隠している状態」が挙げられます。例えばお酒を飲めば短期的には良い効果ばかり得られます。 しかし長期的に見ると「マイナスにしかならない」そうです。 ここでお酒の効果をおさらいしてみます。酒の短期効果・ドーパミンの分泌(快楽) ・リラックスできる ・言いにくいことが言える ・悩みを忘れられる ・よく眠れる酒の長期効果・睡眠時の後半における質が低下(寝起きが悪くなる) ・理性を司る前頭前野の機能低下 ・ドパミン受容体の減少(慢性的なイライラ・無気力) ・悩み自体が消えたわけじゃないので不安が増す ・酒なしでいる状態が恐ろしくなると、こんな感じです。 こういった事がほぼ全ての依存に当てはまるという説です。 ゲームやネットの依存はほとんどドパミン関係だと思います。快楽を数値化してみると、例えば平常時の気分を50とすると、 酒やタバコで70にも80にも上がります。 しかしそれでも摂取し続けると平常時が40や30のままでキープされてしまうのです。 そして酒やタバコを摂取しても50か60にしかならず、 慢性的な欲求不満状態に陥るというわけです。m_do.gifこれはドーパミンや血糖値のメカニズムと完全に同じです。 ドーパミンは分泌しすぎると脳によって自動的に抑えられます。 血糖値の高いもの(白米・小麦粉・砂糖)を食べると、 血糖値が上がった後インシュリンが分泌されて低血糖状態になります。 これには抑うつが伴います。上がれば必ず下がるというわけです。とっても単純です。ゲームやネットはプロセス依存と呼ばれていますが、同じ事だそうです。 ケータイも掲示板にレスがついてるとか、日記にコメントが付いてるだとかで ドーパミンが上昇し、それに依存すると日常が慢性的なイライラになってくるのです。 恋愛もプロセス依存ですが、麻薬も恋愛も脳の同じ場所が活動しており、 同じだと科学者は主張します。この総括として失楽園仮説が出てきます。 快楽を求めて何かに依存する事全てが楽園を失う事だというのです。 これを磯村氏はアダムとイヴが知恵の実を食べた事になぞらえています。知識なんて無ければ人は幸福だったのに、 物事を考えるようになって、幸せを逃すようになったわけです。 それと同じで快楽に依存する事自体が日常の幸福を逃す理由だというのです。 何もしなければ幸福だったのに、わざわざ依存行為で不幸にしているということです。タバコを吸う人はイライラにはじまり、タバコでそれを抑える事ができると思っています。 しかし「人間は元々タバコを吸わなければイライラする生物ではない」のです。では何故最初にタバコを求めるようになったのかというと、 それは「タバコが日常自分に襲いかかるイライラを紛らわせてくれたから」です。単純においしかったから、というのもありますが、それだけでは依存にはならないと思います。 快楽とそれにすがりつく心が伴って、はじめて依存になるのではないでしょうか。依存者はあらゆるイライラをその依存行為で解決しようとします。 でもそれは根本的な解決にならず、「慢性的なイライラ」という新たな問題を作るだけです。 依存していない人は嫌な事があっても何かに逃避しません。 だから周りから何か言われて傷つくといった事はありますが、 日常を生きているだけでイライラするという事はありえません。 逆に言えば何もない日常が苦痛なら、それは何かに依存していることを教えてくれています。これは振り子みたいなものですね。 片方(快楽)に振れておいて、もう片方(苦痛)に振れたくないというのは 物理法則に反するということになります。 このようにしてすべての出来事はバランスが取られています。 性と欲望と依存症に関する100の考察 (via petapeta)(toufuから)