ストックホルム症候群(Stockholm syndrome) 現実にある洗脳術 2013年11月06日 聞いたことがある人も多いと思う。人質をとって立て籠もったらその人質が犯人の事を好きになってしまうというアレだ。知らない人のために一応説明しておくと、犯人と人質が閉鎖空間で長時間非日常的体験を共有したことにより高いレベルで共感し、犯人達の心情や事件を起こさざるを得ない理由を聞くとそれに同情するなどし、人質が犯人に信頼や愛情を持つようになる。簡潔に言うと被害者の人間がさまざまな理由から自分の状況の変化に適応していく現象だ。よく監禁事件なんかで被害者がかかる心の病気でもあるこの心理状態は家庭内でも同様に起こる。父親に虐待をうけた子とか 、彼が自分を愛してくれない、または自分を疎んじる親に不満や憎しみを感じつつも、見捨てられたらどうしようかと恐怖心が芽生える。そこで無意識に親が気に入る「良い子」を演じてしまうようになる。これが『家庭内ストックホルム症候群』だ。つまり、女性の男運は父親で決まる良い父親なら娘に良いイメージをもたらすのですが、逆に女性にだらしなかったり、頑固で威圧的だったり、暴力を振るったり、ギャンブルで家庭を破壊したりと酷い父親であったとしても、娘は子どものときから生きるために父親を好きになろうと努力してしまいます。その結果、恐怖や憎しみや怒りなどの感情を包み隠す習慣がついてしまうのです。そしてこうした状況で育った女性が大人になると、絶対に父に似た男だけは好きにならないと思っていても、知らず知らずのうちに父のような特質をもつ男を嗅ぎわけ、その男を好きになってしまうというのです。理由は人間の心の事だから様々だけど、被害者に対しての同情、共感や、自分の心を保つためといわれている。たとえば毎日ひどいことをされて自由も効かない生活。普通の神経をしていたらおかしくなってしまう。被害者を好きになった、と自分を思い込ませて今の自分の状況を不幸から置き換えて自我を保つというわけだ。 自分の生死を握っている人間に敵対しようとするんじゃなく媚びる本能新潟の拉致監禁の時も女を部屋だったか家からから出す時に「出ちゃいけないって言われてる」って言ったって言うし 自分の生命の存続が、それを脅かしてる犯人によって齎されてるって歪んだ構造が犯人に依存する、従属するって意識に繋がる訳で 「逃げ出す」とか「助けを求める」って選択肢は消えて無くなる まあ最初は死ぬ気で抵抗するだろうさ でも長期間に渡ると、抵抗は無意味だって事を理解して諦めるんだよ 自殺したい人じゃなくて普通に生きたい人だから生存欲だけが残る ストックホルム症候群 代理ミュンヒハウゼン症候群・パトリシア・ハースト事件・エリザベス・スマート誘拐事件・オーストリア少女監禁事件・よど号ハイジャック事件・三菱銀行人質事件 PR